健康食品の信頼性のチェック方法

開発TIPS

巷には色々な健康食品(素材)が溢れていますが、皆さんCMやパンフレットのイメージだけで良さそうと判断して、購入される方も多いと思います。特に聴いたことがない素材、商品の場合は、本当に健康に有益なものかどうか、簡単にチェックする方法があります。

それは、1.食経験があり、伝承的に健康に良い食べ物として育まれてきたものかどうか(食文化)、2.学術論文や研究成果が出ているものかどうか(質が大事だが、数が多ければ多いほど信頼性も高い)。1.については、食物が栽培されている土地の人に聞けば簡単にわかりますし、ネットでも調べられます。2については、論文検索データベースを利用するのが手っ取り早いです。まずは、国立健康・栄養研究所が作成した「健康食品の安全性・有効性データベース」、さらに、米国国立医学図書館が提供する世界最大の医学関係文献データベース「PubMed」です。

後者は英語ですが、キーワードを入力して、検索数をみるだけでも違います。すぐにできますし、判断材料の1つになります。ただ、前者のデータベースで調べると、ほとんどの素材の有効性がネガティブに書かれていることに気づかれると思います。基本的に健康食品は医薬品ではない=有効、効果的ということはいえないという前提に立っていますので、当然といえば当然です。

なので、広告の文言で、「有効成分○○○○」とは書けませんので、別の表現を考えましょう。

 

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