スーパーフード・チョコレート(カカオニブ)

成分情報

チョコレートのブランド、HERSEY'Sの研究所の科学員が興味深い報告を発表しています。ココアパウダーおよびダークチョコレートは、スーパーフルーツと呼ばれる果物と同等もしくはそれ以上に抗酸化物であるポリフェノール、フラバノン含量が高いということを見出したようです。

比較したスーパーフルーツは、最近よく出てきたアサイ、ブルーベリー、クランベリー、ざくろといったもので、活性酸素吸収能を測るORAC法、総ポリフェノール量、総フラバノン含量によって導き出されました。チョコレートは、昔は薬として飲み物でしかなかったことから、元々身体によいものですが、保存性を高めるため、イギリスで固形チョコレートが生み出されてから、色々な添加物が入るようになりました。

最近では、カカオポリフェノールや食物繊維を売りにして、カカオ豆の量が通常品より多いビタータイプがよく出ていますが、テオブロミンやカフェインなど利尿作用、興奮剤といった薬理作用のあることが知られていて、沢山食べると健康被害が出る可能性があります。

国民生活センターが3年前に高カカオチョコレートに関する調査を行っています。チョコレート間食ダイエットというのも以前流行りましたが、ビタータイプは砂糖が少なくても脂質は高いので、気をつけたほうがよいですね。

あと、犬や猫、鳥類など、人間以外のほとんどの動物はチョコレートを食べると、中毒を起こし、場合によっては死に至るようです。これはテオブロミンを代謝できないことが原因のようです。子供の頃、チョコではないですが、どら焼きを親戚の犬にあげて体調崩させてしまったことはありますが、小さな子供がいてペットを飼っている方は気をつけないといけないですね。

生チョコレートというのも流行りましたが、原点回帰、復刻版ということで、添加物のない純チョコレートドリンクがサプリメントとして発売されるかも!?

 

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