ウチワサボテンの種子から抽出されるシードオイル

成分情報

高級コスメ向けにウチワサボテンシードオイル

オプンティア・フィカス・インディカ、通称トゲナシ又はバーバリーフィグシードオイルと呼ばれるウチワサボテンシードオイルは、世界で最も希少かつ高価な美容オイルの1つです。モロッコ産でモロッコでは至る所に見られますが、オーガニック栽培になるとエリアが限定されます。
その生産にはたくさんの人手と多大な時間を要します。また、モロッコ女性たちによる共同組織体で手作業によって処理、運営されています。
美容業界で比較的新しいオイルですが、栄養価が高く、抗フリーラジカル、アンチエイジングの並外れた特性を備えています。このオイルは嵐のように美容業界を席巻しようとしています。以下にその秘密、特長を紹介していきます。

ウチワサボテンの果実はこちら。

ウチワサボテンシードオイルの8つの秘密

800kgの果実から1Lのオイル

現地の人はこの皮をむいて果肉を食べているようですが、この種から稀有なオイルが搾られます。コールドプレス製法により、36時間かけて、25kgの種子からわずか1Lのオイルが搾れます。果実に換算すると800kgから1Lのオイルが搾れる計算になります。

非常に高いビタミンE含有量

ウチワサボテンはモロッコなどの砂漠で自生しており、ウチワサボテンシードオイルにはビタミンEが非常に多く含まれています。その量はアルガンオイルと比べて1.5倍も多いです。また、市場にある他のどのオイルよりも不飽和脂肪酸の量が多いです。これは、肌の健康にとって信じられないほど強力なオイルです。
ビタミンEは細胞の再生を促進する強力な抗酸化物質です。

皮膚の老化を遅らせる「ベタレイン」

抗酸化作用の秘密はビタミンEだけでなく、「ベタレイン」にもあります。ベタレインとは植物の花や果実などを赤紫や黄色に彩る植物色素で、アンチエイジング効果のあるパワフルな抗酸化物質です。身近な例では、菓子類を赤色に着色する食品着色料のアカビート(ビートレッド)色素等があります。ウチワサボテンは、ビーツ、アサイー、ブルーベリー等と比べても多く最高レベルのベタレインを含んでいます。

ダークスポットを活性化させる

ウチワサボテンシードオイルは、皮膚の状態を改善しダークスポットやアンダーアイシャドウを明るくする能力に優れています。その一方で、含有するビタミンKがクモ状静脈を減らすサポートをします。ビタミンKは、体内の血液凝固や骨形成を助けてくれるだけでなく、皮膚の弾力性も促進します。

弾力性を回復し、若々しい肌に

高い抗酸化成分が細胞の再生を促し、新鮮で若々しい肌を与えます。このオイルは発赤と色素沈着を減少させます。

皮膚に速やかに吸収される

豊富な必須脂肪酸、特にリノール酸は、オイルが皮膚および毛髪に容易に吸収されることを可能にします。それは、劣化したオイルから経験するオイルの脂っこい感じを残すことなく、皮膚に深く速やかに浸透します。

毛穴を詰まらせることはありません

高いリノール酸含量(60%)と低いオレイン酸含量(20%)を持つことで、このオイルは非コメドジェニック(ノンコメドジェニック)な意味合いをもたせ、毛穴を詰まらせず、発疹に導きません。

抗ウィルスおよび抗炎症作用を有する

動物実験で抗炎症作用が認められているβ―シトステロール等多様な植物ステロールを含有しており、軽度の創傷、切傷、および火傷の治癒のために持ち歩くと、いざという時に便利です。

ウチワサボテンシードオイルを使う用途ですが、肌や髪の保湿、爪や髪のツヤ、目の下のクマの防止、肌のアンチエイジング効果があります。この素晴らしいオイルは、皮膚に深く潤いを与えて、痒みを引き起こさず、炎症を沈静させてくれるため、敏感肌の方にも理想的です。

 

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