ヤギミルクに抗糖化作用

成分情報

ヤギミルクって日本人に馴染みないですよね。

欧米では牛乳とともにスーパーでボトルで売られていたりしますが、日本ではヤギミルクを飲む習慣がありません。それでも、沖縄では比較的ヤギミルクをよく飲まれているそうで、昨年の原発事故による放射能漏れ騒動のときには、
関東にいる方が「牛乳を子供に飲ますことができない」という理由で、沖縄から大量にヤギミルクを調達している人がいたとか。。。

さて、このヤギミルク、通常のミルクとどこが違うの? 実はこのヤギミルク、結構ありがたいことがあります。

まず・・・

1. アレルギーを起こさない

脂肪球が小さく、たんぱく質が消化されやすいことから、
アレルギーを起こしにくいと言われています。

2. たんぱく質、脂質が豊富で栄養価が高い

たんぱく質、脂質については母乳にかなり近いです。

そして、極めつけは、

3. 抗糖化作用がある。

これは、研究者の間ではよく知られていますが、食品中のAGEs(終末糖化産物)とよく結合することがわかっています。ヤギミルクには、AGEsが腸管から吸収されるのを阻害する働きがあります。

その他にも、ヤギミルクからの抽出物には、体内にあるカルシトニンという血中カルシウム濃度を調節するホルモンの
受容体によく結合することもわかっており、骨を強化する働きもあります。ヤギミルクは、石鹸などの化粧品や、赤ちゃん用の粉ミルク、さらにサプリメント等でも用いられるようになってきています。美容系、骨・関節系のサプリメントにお勧めです。

 

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