Asean Beauty in バンコクで注目した黄金石鹸

世間が10連休中だったGWの真ん中、5月4日に開催最終日だったAsean Beautyに視察に行ってきました。最終日であまり時間がなかったため、ピンポイントでレポートします。

会場はバンコク市内、BTSを乗って、BANGNA（バンナー）駅そばのBITEC（
バンコク国際貿易展示場 ）。この駅から会場入り口までは高架歩道で連結していますが、入口から目的のホールまでかなり歩きます。まあ、会場に入ってしまえば冷房が効いているので、長い道のりも運動と思っていきましょう。

さて、美容の展示会ということで、普段原料リサーチに来ることが多いのですが、今回の展示会は完成品がメインということで、最初から狙いは絞っていました。サプリメント類は正直少ないだろうと思っていましたが、その通りでした。下の写真は、日本製のプラセンタサプリや育毛サプリです。

OEMメーカーも出展していましたが、カプセル色がパステル系など日本でなかなかお目にかからないデザインです。

個人的に興味を持ったのは石鹸類です。下の写真のように果物の形を模した石鹸や、タイ産のゴール電シルクを用いた高級石鹸はナチュラル志向でパッケージから作り込まれていました。

シルクといえば白のイメージがありますが、このゴールデンシルクは本当に黄金色をしています。この黄金繊維を使って糸をそのまま石鹸内に閉じ込めた石鹸もあれば、上の写真のように高含有に溶かし込んだ石鹸もあります。ちなみに上の石鹸は、タイ製ですが、皮膚刺激テスト等安全性試験をドイツの第三者機関で行っており、Clinically provenというような表示がありました。

このクリニックで試験済み又は証明済みというような文言は、目に留まりますね。効果効能の試験ではなく、安全性試験を実施済みという内容なのですが、海外製品ではこの「Clinically proven またはcertified」というマークはよくみかけます。

上の写真は、ゴールデンシルクを使った石鹸入れ兼泡立て用の生地（小タオル？）です。

見てください！まさに黄金糸！！丸い石鹸の中にこの黄金糸がそのまま入っているのがわかりますか？

この黄金シルクを使ったハーブボール製品も展示されていました。これはSPAやエステ等で使われそうですね。下の写真の上の方に黄色の生地に包まれたボールが見えますか？　これがハーブボールです。ボールの中にはザルに盛られたハーブ類が混合されて入っています。

ハーブボールを蒸気で温めてからボディーに押すようにして使用します。ハーブの香りが癒しモードに誘います。タイ式マッサージでは、ホットストーンを使いますが、このハーブボールもマッサージしながら併用されるととても気持ちよさそうでした。ゴールデンシルクはなかなか希少なので、この素材を使った商品開発も面白いかと思います。